警察官は社会的な評価が高く、適性や経験を生かして様々な業務に携われることから、数ある職業の中でも若者からの人気が高くなっています。

また、一定の経験を積んだ後に昇進試験を受けて高い地位を目指したり、配属先で成果を上げたりすることで高収入を目指せるため、安定した働き方を希望する人にとって大きな魅力があります。

ここでは、警察官の仕事内容について見ていきましょう。

警察官の主な仕事内容について

警察官の仕事内容は、配属される課によって大きな違いがあります。

例えば、地域住民にとって身近な交番での仕事を担当する地域課ではパトロールや防犯活動などの他、騒音や喧嘩など日常生活におけるトラブルまで様々な場面で頼りにされることがあります。

また、交通課では一般道路や高速道路における交通違反の取り締まりはもちろんのこと、交通事故の防止や小中学校での交通安全教育、免許センターでの免許証の発行に関する業務まで担当しています。

なお、犯罪の捜査を専門に行う刑事課においては、事件が起こった周辺の地域での聞き込みや張り込みなどの捜査にはじまり、被疑者の検挙や取り調べに至るまで多岐に渡ります。

その他、地域安全課や警備課などに配属された場合は警察署内での相談対応、屋外のイベントやデモ活動での警備業務を担当する警察官もいます。

警察官になるために必要な資格やスキル

警察官としての道は、各都道府県で実施される警察官採用試験に合格した後に警察学校に入学し、巡査の職を拝命するところから始まります。

警察官の採用人数は各都道府県の財政状況や欠員状況などにもよりますが、例年女性よりも男性の採用人数が多い傾向にあります。

必要な資格はありませんが、警察官は配属先によって不規則な時間帯の業務を担当したり凶悪犯と対峙する場面もあるため、強靭な体力や精神力が要求されます。

警察学校では、警察官としての心構えや逮捕術など一通りのことを学ぶ機会が用意されており、現場に出た後に仕事上で悩むことがないよう専門的なカリキュラムが組まれています。

都道府県警察の中には将来有望な人材を確保する目的で、柔道や剣道などの有段者を対象に採用枠を設けたり、武道に関する特別な資格を持つ人に手当を支給したりしているところもあります。

警察官の仕事のやりがいとは?

警察官の仕事は配属先によるものの、地域住民と接する機会が多いこともあり、業務を通じて感謝の言葉をもらえたり、頼りにされたりすることでやりがいを感じて働くことができます。

また、巡査部長より上の階級に就くには年に数回行われる昇進試験に合格する必要がありますが、他の職種と比べて現場でしっかりと経験を積んでキャリアアップを図りやすいといった利点があります。

警察官の仕事で大変なことは何か 警察官の仕事はルーティンワークばかりでなく、臨機応変に物事を処理しなければならないケースも多いため、常に冷静さや判断力が求められます。

そのため、てきぱきと対応することが苦手な人は仕事に慣れるまでに時間が掛かることもあります。

また、階級が上がるにつれて上司や部下との関係に悩んだり、業務の幅が広くなったりすることもあり、休日返上で仕事の勉強をする人も少なくありません。

警察官の給料はどれくらいか

警察官の給料は公安職のため、同じ自治体の一般職員と比べると月に数万円程度高い水準となっています。

また、危険な業務や宿直業務を担当した際には高額な手当が支払われることもあり、各都道府県によって差はありますが、採用1年目で年収にして300万円から400万円程度となっています。

なお、警視や警部などの幹部の警察官は署長や副署長などの重要なポストを担当することもあり、1,000万円を超える給料を得ることも可能です。

その他、刑事課をはじめとした専門性が要求される部署においては、犯人検挙の実績や勤続年数によって、それほど階級が高くない人であっても高収入を稼げるケースもあります。