航空機を操縦するパイロットは国内・国外のさまざまな地域に人や荷物を運びます。

乗客の命を預かる責任の重い仕事でもあります。

お給料も高いパイロットですが、その分知識や技術が必要ですから誰もが簡単にできる仕事ではありません。

ここでは、パイロットの仕事内容についてご紹介していきます。

やりがいや大変なこと、お給料についても見てみましょう。

パイロットの仕事内容

パイロットは航空機を操縦し、目的地まで人や荷物を運ぶのが仕事です。

ただ運ぶだけではなく、安全に運ぶことが重要です。気象の変化やバードストライクなど予測できないトラブルなども起こることもあるため、管制官と連絡を取りながら安全な航路を決めて操縦をします。

パイロットの仕事は航空機に乗ってからが仕事ではありません。

搭乗前には、キャビンアテンダントや運行管理者などとミーティングを行い、気象や空港の状況などについてチェックをすると同時に、燃焼や航空機の状態、飛行高度などについても確認します。

目的地に到着し、航空機から降りた後は飛行日誌を書いたり、整備担当者と打ち合わせをしたりするのも業務の一つです。

また、パイロットには農薬散布や物資輸送などの仕事や、消防庁や警察庁などで救難用のヘリコプターの操縦をしたり、パトロールをするなどの仕事もあります。

必要資格やスキル

パイロットとして仕事をするには、指定の資格が必要です。

主な資格には事業用操縦士、自家用操縦士、定期運送用操縦士があります。中でも、定期運送用操縦士の資格を取得すればエアラインパイロットとして仕事をすることができます。

ですが、パイロットとして仕事をするまでの道のりは険しいです。航空大学校の入学試験での倍率は約10倍で、航空会社の採用試験も倍率が高く、100倍以上になることもあります。

旅客機では機種ごとに資格が必要です。ボーイング777の操縦にはボーイング777の資格が、ボーイング737を操縦する場合はボーイング737の資格を取得しなければなりません。

また、パイロットの免許として操縦士技能証明と航空身体検査証明が必要になります。

操縦士技能証明は基本的に1回取得すれば生涯有効ですが、航空身体検査証明は定期的に航空身体検査を受けて合格しなければ取得できません。航空身体検査は厳しく、健康でなければ合格できない可能性が高いです。

さらに国際線のパイロットには英語力が必要であり、航空英語能力証明の資格が必要です。

やりがい

どんなに念入りに準備をしても、空の上ではどのようなトラブルが起こるか予測不可能です。

フライトは常に緊張を強いられるものですから、それを乗り越え、無事に目的地に到着したときの安心感と達成感は大きなものです。

中でも責任重大な機長になるには、たくさんの訓練と経験が必要です。

機長となることで経験を活かし、トラブルがあっても適確な判断ができるようになるとさらにやりがいを感じることができます。

また、空から見る美しい街並みや夜景、満点の星空、青い海など地上では味わえない自然の景色を見ることができるのもパイロットの魅力でしょう。

仕事面で大変なこと

パイロットは人の命を預かる重大な責任があります。

そのため、訓練や試験が定期的に実施されます。資格を取得しても常に勉強を続けることが必要です。健康面においても常に配慮していなければ、試験に合格できず仕事ができなくなります。

フライト中はどのようなトラブルが生じても、冷静に適切な判断をしなければなりません。パイロットがパニックになるわけにはいきませんから、精神的な強さも必要です。

お給料はどれぐらいもらえる?

平均月収は89.4万円、年収は1192.7万円(厚生労働省平成29年賃金構造基本統計調査より)です。

責任も重い仕事であり、10時間を超えるフライトがあったり、不規則な仕事であったりするため給料は高いです。

中でも大手の航空会社の給料は高く、経験を積むことで給料はさらに高くなります。